ドアインザフェイステクニック

ドアインザフェイステクニックも、フットインザドアテクニックと並んで、心理学で非常に有名なテクニックです。

ドアインザフェイステクニックは、初めに高い要求を相手にのませようとして失敗することで、それよりも小さな要求をのませやすくするという、ことを表す心理学用語です。

以下、使い方を解説します。

まず、本来承諾して欲しい頼みを用意します。

次に、それよりも断られる可能性が高い要求を用意します。

そして、最初に断られる可能性の高い、無理目な頼みごとを頼みます。

この頼みが断られたら、本来承諾して欲しい頼みを言うのです。

すると、単独で頼みごとをするよりも、要求がのませやすくなるのです。

これが、ドアインザフェイステクニックです。

例えば、ランチに誘うことを目的としているなら、「今度一緒に居酒屋行かない?」

と言ってわざと断らせ、その後、「じゃあ、今度昼一緒に○○行こうよ」

のような感じです。

最初の頼みごとを断ったことで、相手は心理的に負い目を生じているため、次の依頼が断られにくくなるのです。

依頼を断ることで、相手には少なからず罪の意識が生じています。

この罪の意識があるため、簡単な依頼なら断らなくても良いか、と相手は思うのです。

ただし、最初に断らせる要求があまりにもハードルの高いものだと、(極端な例だと、「ラブホテル行こうよ」など)その時点で嫌われてしまうので、

ドアインザフェイスの効果は発揮されないので、注意が必要です。

あくまで、実際の要求よりも少し高い程度にとどめるのがポイントです。

ぜひ、ドアインザフェイステクニックを有効に使ってみてください。

おすすめの記事